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10倍成果を出せる!仕事で活用できるランチェスター戦略

まんがで身につく ランチェスター戦略 (Business ComicSeries)

名和田竜 深夜ジュン (イラスト)

仕事でなかなか成果の出せない人はいないだろうか?そういう人は日々の業務に追われて自分の仕事の分析をなかなかできないことだろうと思う。

 

仕事は常に結果が求められるため、とにかく行動して成果を出そうとしがちだが、その前にしっかりと戦略を練っておかないと空回りしてしまう。

 

本書はビジネスにおいて弱者がどのような戦略をとればいいか述べている本である。

ランチャスター戦略とは

 第一次世界大戦時にイギリスの航空工学のエンジニアであるランチェスターが提唱した戦闘の法則、これをランチェスター法則と言う。

 

この法則をコロンビア大学の数学教授であるクープマンが戦争の法則に発展させた。これがクープマンモデルとなった。

 

さらに、その2つを経営に応用し体系化したひとがマーケティングコンサルタントの田岡信夫である。そして、その体系化された戦略の名前をランチェスター戦略とした。

 

この戦略はトヨタやソフトバンクといった一流企業にも導入され、素晴らしい成績を収めているのである。

弱者の戦略その1「差別化すること」

弱者の戦略として「差別化」することを提唱している。
 
現代は価格競争に巻き込まれている面が多くあるが、その中でも価格競争に巻き込まれず、他社を圧倒するためには差別化が重要である。
 
本書ではネイル店を例として物語が作られている。このネイル店の差別化の方法として英会話が学べるというのをネイルに付け加え、競合から差別化することに成功した。

 

英会話が学べるネイル店はそうそうないし、その店に通う理由ができるであろう。同じ業種の店が多くある中でその店に通う理由というものは非常に重要となる。

 

お客さんから「あの」何々のお店と言われるようになると差別化できていると言える。そのように言ってもらうためにどのようなことをすれば良いかそう考えてみれば差別化のヒントが生まれるだろう。

弱者の戦略その2「一点集中すること」

弱者の戦略として「一点集中」することを提唱している。

 

マーケットリーダーと違い、弱者は限られたリソースしかない。ヒト、モノ、カネといったリソースを分散していたら、まず競争に勝つことはできないだろう。そのためには、何を、どこで、勝負するかを明確に決めてそこに集中することが重要なのである。

 

しかし、鋭い人であれば一点だけに集中するのはリスクが高すぎると言う考えを持っている人もいるだろう。

 

ランチェスター戦略で 一点集中を提唱しているのは、あくまでも「突破口」を作るためである。

 

その突破口からシェアを獲得しマーケットが成熟してくると、今度は他の市場へ進出することを考えていけば良いのである。そのためまずは 一点集中し、市場を獲得していくのである。

やり切ることが重要

上記の戦略をしっかりと考え戦略を立てることが重要であるが、それをやり切ると言うことが最も重要である。

 

差別化についても、差別化したことに対する顧客のニーズがなければ差別化の効果はないし、せっかく差別化できても1点集中できずに攻撃力が弱いままではたちまち他社に負けてしまうだろう。

 

顧客ニーズの調査や市場の分析、差別化方法などしっかりとやり切ることでこの戦略は成り立つのである。

 

そのためにはどのように進めていくか行動計画を立て計画的に進めることが大切。

 

この戦略や計画で大丈夫なのだろうかとメンタル的に不安になることもあるだろうが、自分を信じてやり切れば必ず成果が出るはずだ。


本書は有名なランチェスター戦略をマンガを用いて紹介している本。難しいものと思われがちだが、マンガのストーリーで分かりやすく書かれており、なおかつポイントがうまくまとめられている。

 

ぜひ仕事でいまいち成果が出せていない方がいれば、この本を参考に1度自分のやっている仕事の内容を振り返ってみてほしい。