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好きな本を好きなだけ。

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安定なんて必要ない!常識にとらわれない新しい仕事の考え方。

99%の会社はいらない

堀江貴文

 常に好きなことを実行し続ける堀江貴文が書いた最新の書籍。

 

IT化が進む現代でどのように生き、何を考えていくべきなのか。 ロボットが人間の仕事を奪っていく中で、人間は果たして何を考え、行動していくべきなのか。

 

本書は今の仕事や将来に不安や不満を持っているひとにとって読んで見る価値があるだろう。

会社に属していることで得られる安定

日本は6000万人の労働者が存在しており、その8割が雇用者ということが分かっている。8割の人々は会社に勤めて収入を得ていることになる。

 

毎日通勤して会社のために8時間仕事をしている人がほとんどということになるが、一体何人の人がその生活を良いものと感じているのだろう。自分の好きなことを仕事にして、毎日早く仕事をやりたいと思っている人はごく僅かだと思う。

 

その人達が会社で働いている理由は「生活していくため」である。月曜日は憂鬱で給料は低いと嘆いているが、会社に属しているということで「安定」を得ることができているのだろう。

 

しかし、会社に属していることが本当に安定しているのだろうか?

 

未来が不透明な現代ではいつ何が起こるかわからない。そんな中で今勤めている会社は定年するまで存在するのだろうか?その会社に毎日8時間費やしていて良いのだろうか?

 

日本のGDP(国内総生産)はアメリカ、中国に次ぐ3位ではあったが、国民一人あたりのGDPは26位となっている。少子高齢化で労働人口が減っていく中で、果たして将来も安定でいられるのだろうか?

 

その中で古い体質に縛られている日本企業のあり方、つきあい方で過ごしていけるのはあと数年もないかもしれない。

IT化による労働時間の減少

IT化が進んでいる現代ではロボットが人間に変わって仕事をやりつつある。完璧に作業をしていなくても一部の作業をロボットが行い、仕上げを人間が行うというのは珍しく無いだろう。

 

あと数年もすれば完全にロボットが人間の仕事を奪ってしまうことも想定できる。農作業や事務作業といった流れ作業的な仕事をしている人間は将来仕事がなくなるかもしれない。

 

そのように思えばIT化はひどいもので、人間を困らせるものであると思うひとが出てくると思う。しかし、それは考え方の問題である。完全にロボットがやってくれるのであれば、その分人間は時間ができる。退屈で価値の生まない作業をやらなくても済むのだ。 

 

ついつい「時間がない」という言葉を口癖にしてしまうが、現代には色々なツールが揃っており、昔に比べると格段に有意義に過ごせる時間は増えている。そのようなツールの存在を知らないことは大きな損失になるだろう。

 

便利なツールやWebサービスは多く出ており、スマートフォン一つで何でもやれる時代では、情報収集が必須であると堀江貴文は語っている。より多くの情報に触れ、必要な情報を集めることで、自分の生活をさらに効率化・最適化できるはずだ。

自分の好きなことをやるためには?

上記で話したとおり、IT化が発達してロボットが仕事をやり始めれば、今人間がやっている仕事はなくなるかもしれない。そのことを考えると本当に人間がやるべきことは好きなことをやることだろう。

 

嫌なことや退屈なことはロボットが行い、残る仕事は人間がすべきことややりたいことだろう。そうなることを想像すると私達が安定を求めて会社に入り、時間を費やしたり嫌なことに耐えているのは不自然なことに思えないだろうか?

 

周りを見渡してみると、2ちゃんねるの情報をまとめただけのサイトの運営者は莫大な利益を得ている。YouTuberやニコ生主も同様で、個人がメディアを運営することで稼ぎを出すことが可能になっている。

 

ロボットが社会全体の富を自動的に作り出し、個人に利益をもたらしてくれる。そして、僕たちは働かなくても食べていけるようになる。単純作業のような仕事はなくなっていき、人間にしかできない仕事の比率が高まっていく。だから、人間は空いた時間で好きなことができるようになる。それが僕の考えだ。

99ページ目より

 

堀江貴文は上記のように語っており、確かにそのような未来は安易に想像できる。だから自分の好きなことややりたいことは今すぐにでもやらなければいけないのだ。

 

そのためには「行動を起こすこと」。行動を起こさなければ何も変わらない。もちろん行動を起こせば失敗もするだろうが、失敗を侵さない人なんていない。失敗から学んだらすぐに忘れよう。そしてまた行動を起こすのである。

 

行動を起こすためにはバカになることが重要であると語られている。バカな人が突拍子もないことを起こすことにより社会のイノベーションが活発化する。この書籍の目的は「すぐに行動を起こすこと」そこにある。