Reader

好きな本を好きなだけ。

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好きな本を好きなだけ。

これが現代の仕事論。仕事が生きがいになっていない方必見。

あえて、レールから外れる。逆転の仕事論

堀江貴文

常識にとらわれること無く、新しい働き方で未来を切り開いているイノベーターたちの話を通し、私達にもそのヒントを伝えてくれる本書は、古い考え方が一切にない斬新な一冊になっている。

「楽しいことを仕事にする」と言った一見当たり前のようだが、リスクを恐れてなかなかできない人が多い中、着実に自分の考えを実行しているイノベーターたちが紹介されている。

 


楽しさをひたすら追求する

様々な職を経て、飲食店を中心に40店舗以上の立ち上げを行った小田吉男氏。彼が語っているのは楽しさをひたすら追求していくこと。

 

やりたいことをまとめていうなら「人を楽しませたい」という彼は、人の楽しみとはなんだろう?と考え続けたそう。辿り着いた答えは1万人いたら一万通りの楽しみ方があってもいいということ。その中で簡単に楽しいことを表現できると思ったことが店舗型ビジネス。来てくれたお客さんに楽しんでもらい喜んでもらう。そして、リピーターにもなってもらえればさらに嬉しい。仕事をしてお金をもらえること、賞賛されること、知識を得ることも、たくさんの人や価値に出会えることも、すべて楽しいからやっていると語っている。

 

この考え方を当たり前と思う方はかなり多いと思うが、実際に行動に移せているひとは何人いるだろうか?経営者という立場であるからこそ自由なことができるということもあるかもしれないが、あえて経営というリスクを負ってまでもそっちの道に進める人はなかなかいないはず。

 

彼は店舗型ビジネスで「自由に楽しくシンプルに」人生を送っている。その生き方はとても参考になるのではないかと思う。特に会社だから上の言うことに従わないといけないし、仕事は耐えるものだと考えている人はぜひ一読してほしい。

 

環境が整っていなくてもすぐに行動する

ボイスパーカッションをyoutubeに上げ、その動画が世界的大ヒットになり、今や知らない人がいないyoutuberのHIKAKIN氏。彼が語っているのはすぐに行動を始めるということ。

 

今ではしっかりと撮影器具を使用しているが、まだ有名になるまえの動画はなんとガラケーで投稿をしていたそう。もちろん最初は再生数が増えなかったが、2010年に投稿した動画が海外でヒット。ヤフーニュースのトップにも挙げられ、再生数は2800万回以上に伸びた。するとyoutubeから声がかけられ、3ヶ月後にはサラリーマンの収入を超えた。

 

その体験から「早く始められたこと」が非常に大きかったと述べています。当時まだ市場が開拓されていなかったというアドバンテージがあったため、難しくなく一番を取れたとのこと。ネタが飽和していると言われてきてはいるものの着実に再生回数を伸ばしているyoutuberの方もおり、やはり早く始めることが重要と言っています。

 

堀江氏の話がないのが残念

本書には堀江氏が推薦しているイノベーターの話が載っているが、彼自身の話があまり載っていないのが残念なところ。他の方が悪いというわけでは決してないが、堀江氏のファンとして買った方にとってはいまいちな印象を受けるだろう。

各イノベーターの話は堀江氏が他の本で言及していることであったり、youtubeチャンネルで話していることと同等のため、考え方的には同じではあると思う。

ファンとしてはぜひ堀江氏の言葉でそれらの言葉を語ってもらいたいものである。

 


読み終わる頃にはほんとに今の働き方でいいのだろうか?そう考えずにはいられないようになっているだろうと思います。昔からの仕事に違和感を感じながらもなんとなく仕事をしている方には本書を読んでもらいたい。上記にも書いているが、堀江氏の話ではないことは注意してほしい。しかし、将来はイノベーターたちのような働き方が増えていくと思われるため、読んで損はない。