アジアロード
小林紀晴
教育があり、インフラが整備され、子供たちが安心して暮らせる日本。
私も日本で生まれ十分な教育を受けて社会に巣立ちサラリーマンとして働いているが、そのような状況はとても恵まれていてアジアの発展途上国と比べると雲泥の差がある。
このアジアという広い大陸には貧しさの中で強く生きている若者達が多くいる。明日無事に朝を迎えられるか分からない状況の中、日銭を稼ぎ必死に今日という日を生きているのだ。
毎日が辛くとも夢を持ち目を輝かせて生きている。
小林紀晴著「アジアロード」文化の違う彼らの生き方が書かれている本著は消えかけた現代人の心の何かに再び火を灯してくれるはずである。